今日は、トマール(Tomar)の町を散策し、城塞都市として有名なマルヴァオンまで移動します。
ポルトガル トマールとは?
テンプル騎士団の本拠地で、世界遺産のキリスト教修道院が有名なところ。ナバオン川(Rio Nabão)の中流にあり、町のどこからでも丘の上に建つキリスト教修道院を見ることができます。
町の中心にある、レプブリカ広場
この広場に市庁舎とサン・ジョアン教会があり、周辺には、レストラン、ショップが並んでいます。
こちらが、サン・ジョアン教会。残念ながら中には入れませんでした。
キリスト教修道院(Convento de Cristo em Tomar)
丘の上に建つ巨大修道院。1983年に、ユネスコの世界遺産に登録されています。
1160年、テンプル騎士団によって建設が開始された、ロマネスク建築、ゴシック建築、マヌエル建築、ルネサンス建築といった様々な建築様式が融合した建築物とのこと。
トマールのランドマーク的な存在で、しかもユネスコの世界遺産なのに人が少ないなー。というか人いない。
屋根部分には、テンプル騎士団の紋章があります。
修道院からは、トマールの町が一望!
町の中心近くにある15世紀のユダヤ教会、シナゴーグ (sinagogas)
現在は博物館になっていて、ユダヤ人の歴史に関する資料などが展示されています。
普通の古い家のような外観なので、うっかりしてると気が付かず見過ごしてしまうかも。
サンタ・マリア・ド・オリヴァル教会( Igreja de Santa Maria do Olival)
町を流れるナバオン川を渡った先には、12世紀に、テンプル騎士団総長グアルディン・パイスによって建てられました。
教会の窓は、バラを模したものが多いなー。
主祭壇には、多彩色の聖母子像があります。
サンタ・イリア修道院(Convento de Santa Iria)。
ブリタルド(Britaldo)の命で斬首された聖イリア(Santa Iria)の殉教があったところだそうです。川に投げ込まれた遺骸はサンタレン(Santarém)に流れつき、テージョ川の水が分かれ、その棺をあらわにしたという伝説があるそうですよ。
トマールを後にして移動しようと昨晩レンタカーを停めておいた駐車場に行ってみると、えーーー😨目を疑う光景が。駐車場がフリーマーケットになってる!
危うくレッカーされるところだったけど、謝って何とか車を出させてもらった。
トマールは歴史遺産などがギュッと詰まったような町で、こじんまりしていて雰囲気も良く散策しやすい。
ポルトガルドライブの途中
さぁ今日の宿泊地、マルヴァオン(Marvao)に向かいます。
車を走らせていると、あれ、なんかいる!
なんだろ、コウノトリかな。道路沿いの樹や電柱の上に巣を作ってる。
さらに走ってると皮をはいである木がそこかしこに。はじめは何かわからなかった。
これ、コルクの樹だった。
ちょっと木の皮の部分を剥いでみると、おー確かにコルク。
コルクのどんぐりデカい!
コルクの皮をまとめてあるところがいくつもある。
ポルトガルは、コルクの生産量が世界一なんだよなー。
「鷹の巣」マルヴァオン
サン・マメーデ(Sao Mamede )山の頂上にある小さな城塞都市。
山を登っていくと、なかなかの絶景が。かなり遠くまで見える。
トマールからおよそ3時間ぐらいかかって到着。
宿は、ポサーダ デ マルヴァオ サンタマリア(Pousada de Marvao,Santa Maria)
さすがポサーダ、高級感のある家具です。
テレビは、ブラウン管のタイプで古いですけどね。
宿からの眺めもとってもいいですよ~。
夜ご飯は、宿近くのレストラン「Varanda do Alentejo」へ。
ポルトガルらしい料理で、トリップアドバイザーの口コミ通り、ボリュームがありました。
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夜の町はひっそりとしてとっても静か。あまり夜の町を歩く気にならない。
明日は、町を散策します。
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