私が好きな佐渡の海岸景色　静かに過ごしたい人向け

海水浴としてのおすすめではなく、のんびり透明なビーチを見ながら波の音を楽しめる場所のおすすめです。佐渡島はドライブやツーリングしているだけでも楽しく、海岸沿いに古い木造家屋が密集した集落も魅力的です。佐和田海岸以外は、食料・飲料をもって行くのをおすすめします。

外海府の高千　入崎海水浴場

外海府の高千は、佐渡島の西部に位置する入崎海水浴場の一部です。外海府エリアは透明度が高く、自然に囲まれた静かなビーチがずっと続きます。入り江の形状で波が穏やかで、ほかの海水浴場ほど観光者は来ません。観光者は達者海岸、尖閣湾、二つ亀に行く人がほとんどなので佐渡を知っている人やキャンピングカーで回っている人が立ち寄る程度。というのも砂浜ではなく砂利ビーチなので子供も少なく小さな高千集落があるだけで宿もありません。砂で濁ることもないので波の音を聞いてぼーっとするのに最高なのです。
→トップページの動画は入崎です！

大川集落

大川集落は、佐渡島の中でも特に古き良き町並みが残る穴場スポット。ここは海水浴場ではないですが、漁村の雰囲気が残っていて漁師たちが住んでいた家々やその生活様式が今も残っています。
見どころは版画による村の紹介。小さな集落のあちこちに村文化を示した版画作品が掲示されています。写真や絵よりも味わいがあり、国内外いろんなローカル地域を見て回ってきた私の中では最も夢中になった最高の地域紹介でした。欧米人が好きそうですねぇ、知られてほしくないけど。

外海府　岩谷口から北端

西海岸の尖閣湾から北のエリアを外海府と呼びます。アクセスが少し不便で店も宿もほとんどありませんが、その分静かな海岸と雄大な自然が広がっています。とくに私が好きなのは岩谷口から北端にかけての険しい断崖エリア。海水浴場は少なく2ツ亀海水浴場のみとなりますが、漁業の景観や風景撮影には最適です。「不気味」と呼ぶ人も多いほど静かで暗く、地元でも行ったことないというほど。
もったいないですねぇ、佐渡島がもっとも自慢してほしい地域なのになぁ。

真野湾　佐和田海水浴場

真野湾沿い15㎞のドライブが楽しい。大須（一番南）の方まで来ると、夕日も楽しめて、4月までは大佐渡山脈の雪景色が海に浮かび幻想的！海沿いに駐車場が多いので湾沿いどこでも休憩できます。私はほとんど南側に車を停めてぼーっとしてました。
佐和田海水浴場（北側）は、穏やかな砂浜ビーチで周辺にお店も宿も多くが多いため夏は大混雑するためおすすめしません。

前浜海岸

城が浜、松ケ崎、赤泊、赤玉...といろいろスポットがあるのですが、地図でいうと南の海岸です。
海岸を見下ろして走るドライブやツーリングが楽しいですが、道が狭い箇所が多いので注意。
高千と同じく砂利浜で、透明度が高く新潟県の水のきれいなビーチ1位！
このエリアは天気がいいと本島の角田山や弥彦山が見えるのも楽しい。海岸沿い集落も古い歴史を持ち、春秋の祭りの季節は各地の個性的な舞を見れるのも特徴的。赤泊の港も活気があって好きです。

素浜海岸

素浜（そばま）は約4kmにもわたる美しい砂丘海岸で、周辺に人家もほとんどない無人島にいるような場所。国道から離れるためか、観光者が立ち寄ることも少ない場所。夏も達者や佐和田ほど混雑しないのでおすすめ。ただしお店が全くなく、買い出しに行くのもかなり遠いので万全の準備で。

姫津湾

姫津の手前にある達者海岸が透明ビーチとして観光者から人気のようですが、私は姫津の方が雰囲気が好きです。港とは思えない透明度で姫津大橋からの眺めは最高。
この辺は達者海岸ー姫津ー尖閣湾と観光ルートなので、夏は人が多いかも。

佐渡島にはまだまだ手付かずな美しい自然が残り今回紹介した私のお気に入りスポットは特に人家も少ない場所です。北端の二ツ亀から小木まで海岸沿いを走り続けても3.5時間くらいなので、ぜひお気に入りの落ち着く場所を見つけてください！