2022年の知らないうちに8年ほど保持していた旅ブログが乗っ取られました。今そのURLにアクセスすると別のURLに自動転送されフィッシングサイト的なものに誘導されます。だからseetabi.comにはアクセスしないでください(´;ω;`)
8年間、いろんなSNSでシェアされたり、旅サイトや地域サイトにリンクを貼っているのでかなりの迷惑と個人的にも大ショックです。
でも8年と言いながらブログ書かなきゃの呪縛と、ひたすら増え続ける写真と情報の数についていけず全く更新していなかったのが事実。2022年はその最たる放置期間で、パソコンさえろくに開かなかった年でした。もはや2020年頃からパソコンからどんどん離れている自分がいる。といってもメールで注意喚起も届いてたのに無視していた結果が招いたこと。
バックアップで内容は全部戻せたので見た目としては元通り。問題は
URL(ドメイン)が新しくなったことで色んなものに再登録
アドセンスを初めから申請
アフィリエイト関係のタグを全部作り直し
もうこれ、地味に地獄です。サブディレクトリで複数運営してるので、全部細々とやり直し。作っているときは徐々に増やしているので手間ではないけど、積み上げたものを一気に変えるのは大変。
ブログ熱は完全に冷めていた
2009年からブログに自分の記録を残す、写真ギャラリーを作ることへの執着があった。そのためにWebデザイナーにまで成り上がった。写真家にもなった。そうやって逸れ続け、長期旅も続け、記録する時間も写真を整理する時間も失った。そのうちにその記憶も失った。
今でも記録を残したい気持ちは無くはないけど、諦めが強くなってしまった。
もうはてなブログ、noteやMediumに書くほうが管理不要で楽だと思うことはよくあるけど、最終的には自分のためのマガジンなのではてなやnoteは見づらい。Mediumはいつ閉鎖するかわからない。それで結局wordpressに落ち着いてしまう。
サブディレクトリの呪縛
あまりにもカテゴリが多すぎる、1つが深すぎるためどうしてもサブディレクトリで仕分けるのが得策に思ってしまうが、管理が面倒。これを機に1つにしてしまおうかと思ったし、また更新が滞るなら1サイトにまとめたほうが更新していることにはなる。手本にしてるブロガーのような根気や集中力がどうしても湧かないし、無理して書くほうがゴミページの量産になってしまう。
現代のブログ論には合わない
かれこれ10年近く前から、ブログの世界は[見やすく、読みやすく、まとまっている、辞書のようなサイト]をブログと呼ぶようになってしまった。「日記」ではなくなってしまった。「雑記ブログ」とかいいながら、教科書のような退屈な内容で文字乗せしたアイキャッチを並べてみんなで同じテーマを使うのがブログになってしまった。
そして1番邪魔なのが法人の参入だ。ライターを雇って日々新規記事を連投してくるので個人ブログは埋もれてしまう。書いてもコピーされて大規模サイトに流れてしまう。
自分がしたいことは、しなきゃいけないことは
かつてブロガーの集まりに何度か参加したこともあり、10年ほど前には有名ブロガーと呼ばれた人たちに何人も会ったことがある。いまはyoutubeやnoteで表現するようになった人、消えた人、コンサルになった人、、、と様々な中で唯一同じ境遇にいるブロガーがいる。といっても多くを試みてイベントや講演、発行もされた人なので同じステージではないけど、同じように悩んで表現方法に意を新たにしたりしている記事を書かれていてほっとする。
・・・ナニコレ?とツッコミどころ満載のブログも増えた。薄っぺらいにもほどあるだろ!としか思えない経験写真を並べて一生懸命「まとめ記事」にしようとしている。「ブログマニュアル」がそんな輩もたくさん生み出している。
「思いを新たにする」のは新年や新学期の決意みたいなもので、続いた試しがない。ブログに対しても何度新たにしたかわからない。だから意味はないのだけど、やはりハッキリさせたいことは
誰に対して→ 未来の自分、少数のファン
何のために→ 記憶の記録、誰かの参考になるため
どうしてブログか→ 自由な形で残したい、自分が最も見やすい状態でいたい
気にしてはいけない、やってはいけない→
アクセス、収益
憧れないブロガーのような書き方
目的を「記憶の記録」として、つまり旅の記録としてここに残すのだけど、情報なんてものは日々変わってしまう。とくに田舎や発展途上国は目まぐるしく変わるので役立つのは1年ほど。
何を感じるか、何と比較してどうなのか、を伝えていきたい。それに共感する人は少なからずいる。その人たちが「ああ同じように感じる人もいるんだ」と思えたら幸い。その人たちは必ず他の記事も読むだろうから。
自分が好きなブロガーのようになる
これだけ旅をしていても、美しい写真を並べる旅サイトやSNSを参考にしたことはほとんどない。テキストで思ったことを書き綴っている人、観光地でもない放浪の日々を淡々と回想しながら綴っているブログを何年も読んでいる。私もそんな存在になれればいいと思う。
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