今回のフライト探しは時間がかかった。いつも通りスカイスキャナー、エアトリを日付を変えながら検索していると、詐欺のようなリスティングが増えたなぁという印象。良いフライトがあってクリックして進むと、最後に値段が倍近くに跳ね上がって表示される。
東京からはロンドンかパリが最も安いと思い込んで検索していたら、なんとアムステルダムもロンドンとほとんど同じ値段とわかって再検索。ドイツやスペインは高いのに不思議ですねぇ。
もたもたしてフライトの3週間前でも、羽田ーアムステルダムまで55,000円。桃園で乗継だが2時間滞在なので文句なし。なんといっても羽田利用はありがたい。

帰りのチケットは買わないので、「たぶん6~8か月」と見積もって荷物準備。アジアのように衣類は現地で調達しようというわけにはいかない、レイヤーでしのぐにしても町歩き、スペイン巡礼、トレキングを想像してパッキング。しかも気分でアイスランドとか行く可能性さえある。あとは自炊の旅になるので充実した調味料類。
小物類は登山道具とまったく同じ準備。縦走バカな私にとっては登山(1週間以上)も海外放浪も「何が起きるかわからない」同じもの。
あとはスキンケア系、肌が弱くてストレス症状も多いので絶対海外で買いたくない。
1番悩んだのは履物で、トレラン用の軽量で丈夫なシューズ、キーンのサンダル、ビーチサンダルの3つ。ビーチサンダルは帰国前に寄附するだろうから300円のやつ。
このシューズはこの8か月で最も活躍したアイテムの1つ。

アジアならキーンのサンダルだけで十分。すでに4足目となるH2ニューポートは、安いスニーカーよりもタフ。
7年近く海外を旅して思うのは、カバン(私の場合はバックパック)とシューズにはお金をかけた方がいいということ。これも登山論と被ってしまうが、この基礎が現地で壊れたら話にならない。山と違って町で購入できるが、日本のように安く高品質な量販店がどこにでもあるわけではないし、いつどこで破損するかもわからない。スーツケースもケースは丈夫でもタイヤが壊れてひきずってる人はたくさんいます…
というわけで別記事でも書いてますが旅の持ち物の鉄則
・調味料や日本の味、レトルト
・化粧品・肌につけるもの
・シューズ
・かばん類全部
・ジップロック大量
・もしもの雑貨は100均で十分
出発前に新潟県で寿司を食べて桜を見た。上越高田上城跡の夜桜は何度見ても最強。昔は上信越の桜の見頃は4月下旬やGWだった。まだ4月上旬なのに暖かい。


コロナ後初めての東京。この旅が終わったら東京に戻るかもなぁとぼんやり眺めながら通り過ぎる。

値段が跳ね上がったとは聞いていたが、定食2700円には愕然とした…

今回は初めてのChina Airline。名前だと勘違いしてしまうけれどこれは台湾の航空会社。

私はいつも中国系の1回乗継のフライトをとる。しかも出来れば20時間くらい待機するやつ。そうすればずっと安くなるし、中国の空港近くに1泊できる。これは時間を気にしないバックパッカーの考え方なんだろうけど、私は純粋に中国人や小路地にある定食屋、滑稽な"都市もどき"を見てるのが好きなので1泊でも立ち寄りたいだけだ。
機内食も私たちの口に合うものが出てくるので問題ない。今回は台湾2時間滞在なのでカフェでぼーっとして終わったが、機内食はまあまあ満足。

干拓の国オランダが見えてきた。オランダの知識は全くなくて興味をもったこともないけれど、私の宿に泊まったゲストらに会いたくてやって来た。9年間連絡を取り続けている貴重なゲスト。こんなことも行き先を決める大きな要因になる。

オランダでは自転車で旅をする予定。
グダグダのヨーロッパ始まる…!
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