東北旅行中に知った新潟県最北の村上市。鮭が有名ですが、城下町だった町屋が並ぶ風景も興味深く、必ず立ち寄りたかったスポット。
しかし雨!!滞在時間は短かったけど「絶対また来る」と思えるステキな町でした。
越後最北の城下町を散歩
よくある伝統的建造物群保存地区の無理やり統一された色使いが気になりましたが、まだほんの一部。職人の作業場となった町屋が並び、水産加工商店が並び寺町もあります。金沢をギュッとした感じ( *゚ェ゚)!
こういう城下町なので車を停める場所が少なく、雨だったこともあり、多くは見れませんでした。
この時は「町屋の屏風まつり」開催中で、普段は入れない町屋の中に入って建物内や立派な屏風を見ながら街巡りをする企画中でした。
今はあまり立てることもなくなった昔から各家に伝わる屏風を町人町一帯の各町屋に展示披露致するには町民の協力があり、洒落たチラシがあるのも「まちづくり」に積極的な地域であることがよくわかります。このほか宵の竹灯籠まつり、黒塀プロジェクト、人形さま巡り等いろいろ企画されているそうです。
鮭の町村上
江戸から根付く鮭文化の土地。三面川に放流し、10月下旬~12月に漁が行われます。軒下に塩引き鮭が吊るされる光景は秋の風物詩と言われています。この時は9月でしたが、11月からは町中が鮭一色になるようです。これはぜひ見に来たい!
絶品の生鮭!鮭親子丼
鮭料理のお店はほとんどがランチ営業。夜は料亭のような高級なお店が多く店探しが大変(;`・_・´)
ぐるぐる回ってやっと営業してるお店発見!生鮭とたっぷりのはらこ!鮭がトロトロ~この親子丼はおすすめです!
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この後は高速道路で一気に南下。小千谷の道の駅で就寝。
のんびり十日町を走って津南町へ。
津南の蕎麦が有名らしいよ
知らなかった。新潟県=蕎麦なんてイメージないですよね?!有名店は閉まってたので津南駅にあるかねさま蕎麦へ行ってみました。駅にあるってのが微妙だったけど、これが当たりで(o'∀')
かねさま御膳を注文。盛りそば、天ぷら、そば豆腐、けんちんそばがきのセットです。"そばづくし"ってやつ。
そば豆腐がめちゃくちゃ美味~!!
まずは蕎麦の風味を楽しむために「塩」で食べてほしいとのこと。コシの強い蕎麦に有名な新潟の藻塩をつけていただきます。
かなりコシが強く、しっかりとした歯ごたえのお蕎麦です。特徴的なのは粉っぽくなくて、ツルツルしていること。藻塩で食べると蕎麦とは違うものを食べてる感覚。
つなぎにオヤマボクチと布海苔
山ごぼう(=オヤマボクチ)の葉の繊維をつなぎに使うことで独特のコシが生まれています。山ごぼうを使用した蕎麦は長野県にもあり、同じく固い蕎麦として親しまれています。更科や戸隠そばとは真逆のタイプです。
ツルツルの秘密は布海苔!
蕎麦のつなぎに、「ふのり」を使う地域は、魚沼地方ならでは。なめらかでツルツルした食感に変わり、蕎麦も少し青みがかった色になります(ふのりを煮詰めると緑色になる)。
山ごぼうだけをつなぎに使った蕎麦より格段に美味しさ、食べやすさが違います d(・д・。)
歯ごたえとコシのある翡翠色の蕎麦とてんぷら。けんちん等付いてくるとかなりボリュームある食事になります。数量限定で早々に店を閉めてしまう蕎麦屋が多い中、通しで19時まで営業してるのはありがたいですよね。ぜひご賞味くださいませ~私のイチオシ蕎麦屋です!
残念ながらかねさま蕎麦は閉店しました😢
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