
今日は、ナザレ、アルコバッサ修道院、バターリャ修道院、ファティマに立ち寄り、トマールへと移動。
サーフィンの町ナザレ
まずは、ペニシェから1時間ほど走り、ナザレ(Nazare)へ。ナザレと言えば、世界最大となる100フィート(約30m)の波でサーフィンに乗ったというところ。ネットで報じられている写真の場所を探したが、残念ながら分からなかった。
ビーチを歩いてみると、驚くほどキレイ!ゴミとかがほとんど見当たらない。観光のために清掃してるのかな。
丘の上の旧市街シティオ地区からの眺めは、ナザレの紹介によく出てくる写真の景色そのまま。
海岸のプライア地区と丘の上のシティオ地区に分かれていて、ケーブルカーで結ばれてる。
世界遺産のアルコバッサ修道院(Mosteiro de Alcobaça)
場所は、ナザレから東に14kmぐらい行ったところ。
正式名称は、サンタ・マリーア・ディ・アルコバーサ修道院(Mosteiro de Santa Maria de Alcobaça)。
ペドロ1世と女官イネスの悲恋物語があるんだとか。ペドロ1世は、正妻のコンスタンサの女官であったイネスに夢中となってしまった。見かねたポルトガル王アフォンソ4世が、3人の家臣にイネス暗殺を命じ実行されたそうです。
修道院内部には、ペドロとイネスの棺がある。
大きさが凄すぎでしょ。入口から祭壇まで、100mぐらいあるんじゃないかな。天井の高さとかも凄い!
重厚な造りで、シンプルな美しさ!
天使に見守られているイネスの棺。
体が獣で顔がイネスの暗殺者たちに似せた6頭の動物に支えられてる。
こちらは、ペドロ一世の棺。6頭のライオンに支えられている。
世界遺産バターリャ修道院
次に向かったのは、レイリア地方の都市バターリャにあるバターリャ(Btalha)修道院。
バターリャ修道院は、1385年8月14日にアルジュバロータの戦いでカスティーリャ王国軍をジョアン1世が打ち破り、勝利したことを聖母マリアに感謝するために建設が開始されたとのこと。
修道院付近には、無料の駐車場はなさそうで、広場近くの有料駐車場に止めた。付近にはいくつかのレストランなどもあるので食事や休憩もできる。
広場にはジョアン一世の騎馬像があり、その後ろに大きな修道院がある。
修道院の入り口上部のアーチ・ヴォールトには、78の聖像が飾られていて、その細かな装飾はすごい!
中に入ると印象的な光景が目に飛び込んできた。ステンドグラスから差し込む七色の光が柱などにうつり驚くほど幻想的でキレイで感動。
このステンドグラスは、ポルトガルの建築に初めて使用されたものらしい。
いやホントにキレイ過ぎ。
これは、未完の礼拝堂(Capelas Imperfeitas)
お昼ご飯は、バターリャのレストラン「Oliveira」
バジリカ大聖堂
最後に立ち寄ったのは、バタリャ(Btalha)とトマール(Tomar)の中間に位置するファティマ(Fatima)。
ファティマは小さな街ですが、1917年に聖母マリアが出現(ファティマの奇跡とかファティマの予言とか呼ばれている)した土地ということで有名。カトリック教会も公認していて、聖母が出現したという場所には、大聖堂が建てられている。最初に聖母が出現した5月13日を聖母出現の日と制定し、世界中から多くの巡礼者が訪れる。
この大聖堂は、バジリカ(Basilica)となっています。バジリカ?ってなんだろうという疑問が。カテドラル(Cathedral)と何が違うのか、ちょっとネットで調べてみた。バジリカは、カトリック教皇から特権を受けたカトリック教の聖堂ということでした。教皇からの特権を受けたということが大きな違いみたい。
聖母マリアに捧げるため1953年に建造されたバジリカ(Basilica)。
バジリカの前はとっても広い広場になっていて30万人収容できるらしい。訪れた時はすでに日が落ちる時間で、人もまばらだったので余計広く感じた。
バジリカはちょっとした観光地なのか、大きなホテルが周辺にたくさんありました。
聖母マリア像などを売っているお店がたくさん。
ファティマを後にして、トマール(Tomar)へ。
到着したのは、夜9時頃。この閑散とした雰囲気には慣れました。
お城は、ライトアップされてた。
トマールの綺麗なホステル Hostel 2300 Thomar
街の中心のレプブリカ広場に近く、レストランやカフェ、ショップなどが建ち並んでいて便利なロケーションでした。

夜ご飯は、開いてるレストランを探し、「Tasquinha da Mitaas」で。

かなり忙しい移動で疲れただけです。こういうのは良くないね。かなりレアで壮大な場所ばっかりなのに印象に残らない。
ただの記録写真ばっかり残ってて溜息がでてしまう( ఠ_ఠ )
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