こういう記事は自称プロブロガーとかSEO専門とかコンサルとか名乗る人たちの書き物なんですが、明らかにGoogleからの何か評価が変わったなぁと実感するので書いておきます。
アクセス数の変化
このブログのほかに、いくつか特化ブログ?ミニサイト?をもっていますが、全く更新していなかったにもかかわらず2024年の夏頃から急激にアクセス数が増えたということ。
もちろん情報の少ない地域や国の特化ブログなので、誰かの情報やSNSによりハネると私のブログにも恩恵が来るので「流行りだしたのかなー」と感じていた程度。それが1年近くずっとアクセスが上昇し続けるので嬉しい反面、不気味というか。
アクセスがあれば私のモチベーションも上がるので、大幅にリライトしてリンクも貼り直し。
逆に6万/月アクセスだった特化ブログが、1万/月くらいに落ちました。。。これは更新していなかったせいもあるけど、10年近く放置していてもアクセス数があったので急な落ち込みにびっくり。
いきなりアドセンス合格
2つのドメインを乗っ取られて、ドメイン年齢としては0から再スタートになってしまい、一番大きな損失はGoogleアドセンスでした。2017年頃?から急激に審査が厳しくなり初心者ブロガーらがこぞって「審査に通る方法、コツ」といった記事を書きまくっていましたが、私は何をやっても駄目でした。
何も考えずに書いていた「個人記録」の記事数が多いブログはGoogleのポリシー違反に何かと当てはまってしまうのです。でも日記を書いていた場所であり、旅の記録を残していた場所。きれいにまとまった価値ある見やすい文字の多い記事なんて意識して書いていません。もうアドセンスについては諦めていて、未更新なのに1年ぶりに申請したらあっさり合格通知!他のドメインサイトも合格。
ブロガーたちによる「Googleアドセンスに合格する方法」には当てはまりません。プロフィールもお問い合わせページも作っていないサイトです。
個人ブログ時代は終わった
XではよくGoogleのコアアップデートのたびに騒ぎになり、E-E-A-TだのYMYLを気にして「もうブログで稼げない」「ブログオワコン」とこの5~6年間言われてきました。
2010年頃から個人ブログが稼げる時代が始まりました。ガジェット系が多かった印象ですが、とにかくAmazonやGoogleアドセンスで稼げたのです。それでも日記形式のブログが多く、まだまだ個人的な記事や意見が多く見られて楽しかった頃ですね。Wordpressテーマでいうと、みんながStingerかSimplicityを使っていた頃です。それが後半になると意識高い風な人たちの綺麗事サイトが増え、信憑性のないランキングサイトも増えました。記事の最後が「いかがでしたか?」で終わる嘘くさいやつです。キーワードだけを狙って個人が個人にクラウドソーシングで発注して適当な文章を書かせて記事数稼ぎをしてAmazonの高級商品を貼るサイトが溢れてました。個人ブログや発信は、はてなブログが流行ってた気がします。古参ブロガーたちはどんどんnoteやyoutubeに流れていく。
そうやって適当で低品質なサイトが量産され、YMYLへの規制が厳しくなり専門性信頼性が高いサイトだけがGoogleに評価される時代が始まります。つまり法人です。運営者管理者が法人であるというだけで評価し、結局法人が素人ライターに書かせる同じサイクルとなりました。個人ブログは爆発的な人気がないかぎり検索結果から消えていくネット時代が始まりました。それでこれからは特化ブログだ、コアなファンを狙えばまだ儲かるなどブロガー界隈で伝達される。それでも何を書いても法人は検索結果上位となり、どんどんGoogle検索ではなく個人が発信するSNS検索と情報を信用する流れへ。Googleは日本のためではないので世界中でこの現象が起きたのでしょう、とくにコロナの頃。
YMYLは人生や健康に影響を与えるコンテンツのことで、私が複数運営する旅行ブログには関係ないのに調子に乗った法人によって退屈な旅行サイトも大量に出回り、元ブロガーは必死にTiktokやYoutubeで発信しまくる。そこには行き過ぎた編集写真や動画もあるのに、テキストが読まれることはなくなってしまsった。私の周りでも現地情報はGoogleではなくnoteで検索する人が多いです。
2024年8月のコアアップデート
ユーザーの検索内容に関連性がある場合、有益で独自性のあるコンテンツを作成している小規模サイトや独立系サイトを含む、さまざまな高品質サイトとユーザーを結び付けることを目標としています
つまり小規模サイトや個人サイトでも、しっかり個人の経験・写真・知識で作られたサイトについては評価する...ということ。もちろん急激に変わりませんが、蓄積すればこの5,6年ほど無駄には感じなさそうです。
軸は昔から変わらない
過去5年の間に「ブログはオワコン」と思ってサイトやブログを消した人は稼ぐことだけを目的に立ち上げた人たちでしょう。2019年頃に更新が止まったブログがたくさんあります。
Googleの評価やブログ教本を読んで記事を書いていた人たちもやはり小遣いを目的としています。だって「ネタがない」という悩みが多すぎ...そんな無理矢理書いたブログに愛着はあるのでしょうか?
FC2、Livedoor、はてな、自作HP、Wordpress、SNS、動画....といろいろ発信の場所が変わっても
書くことが好き、自分の言葉で伝えたいことがある、記録が好き、発信ネタが多い
この人たちがずっと生き残って、(タグを貼っていれば)最終的に一番多方面で潤うと思います。この人たちは儲けるための出費や時間の消耗がないので自由でマイペース、デザインやGoogleにも振り回されず書く目的の芯が強いブロガーです。そこまで強い意志がないのなら、Wordpressなど立ち上げずに無料ブログ(はてなやnote)で十分な時代です。少なくともこの先も「Google離れ」したユーザーたちはnoteで情報や同志を探すのがステータスになりそうです。
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