
行こう行こうと言いながら8月末からの荒れた天気に左右されてずっと行けなかった火打山。急に晴れマークが出たので急きょテントかついで行ってきました!
今回の食料。手作りシリアルバーや果物抱えての登山です。高谷池のテン場の水が良くないという情報もあったので出来るだけ水を使わない材料で。
県道39号線妙高高原公園線(笹ヶ峰線)の夜間通行止め
前夜に車中泊しようと笹ヶ峰に向かったら工事中で5時まで行けない。「知らなかった?」って警察に聞かれたが…なんで知ってると思うのだ??
そして3時に「作業が早く終わった」と言って叩き起こされるという。。。
妙高市のHPには「杉野沢観光協会のHPをご覧ください」で、杉野沢観光協会には最低限の情報だけ。どこにも情報なんて載ってなくて、妙高市観光協会のHPにだけ載ってました(7月更新!)。
あのさー登山するのに自治体のHPなんてチェックしますかね?しかも道の名前なんて知らないし。ニーズ無視、担当じゃないことは一切しない。お役所だな~とつくづく。
6時前には第一駐車場は満車。おばちゃん達を乗せたマイクロバスもどんどん到着。平日なのに人気なんですね~
市役所HP http://www.city.myoko.niigata.jp/kouyaike/2294.html
杉野沢観光協会HP http://www.suginosawa.com/koyaike_yoyaku/
笹ヶ峰登山口~高谷池ヒュッテ
山小屋まではコースタイムで約4時間。小屋から山頂は約2時間です。
といってもほとんど木道なので、人によって差がありそう。
始めの1時間はずーっと木道廊下。とくに坂もなく、たまに階段がある程度。足慣らしにはいいのかな?ちょうど紅葉だったのでダラダラと歩く。
いい加減、木道に飽きてきた頃に黒沢川に到着。唯一の水汲み場になります。
ほとんどの人がここで休憩。
十二曲がりスタート!といっても名ばかり…?1つ1つが思っていたより短くてあっという間に終わり。その後の10~15分の急登ガレ場の方がつらいのでは(゜_゜)
だらだら~とした道を歩き続けると、黒沢池ヒュッテ(妙高方面)との分岐に到着。ここから尾根に出て視界が開けてきます。
紅葉すごい!焼山まで見える~
高谷池ヒュッテ テント場の感想
テント場が410円というありがたい値段設定。水場はあるけど「要煮沸」となっていて、「池から引いた水」とハッキリ書いてある。沢の水はガブガブ飲める私でも、これは無理でした。
まず触るとぬるい。。。沸騰時に漂う匂いが異常。一口飲んでみたけど、ケミカルとは違う変な味。水3本購入です‼山でケチってはいけない!

山小屋が25名限定で、10月半ばまで満室になってたので仕方なくテントで行ったのに、着いたら16時までヘリが飛んでるため設置禁止。
HPも予約方法と受付時間の強調ばっかり(こんなの協会の都合でしかない)で、一言もそんなことは書いてない。場所取りはペグだけにしてほしいとのこと。テント&食料かついで来てる人のザックが飛んでしまうような飛行するのかよ!そんなもの飛んでしまうなら岩も木も飛んでくるぞ!とテン場の皆さんと愚痴りながらランチ。
高谷池ヒュッテ~火打山頂上

小屋から頂上までは約2時間。
まず20分ほど歩くと天狗の庭に到着。風がなくて良い風景撮れました◎
木道山火打


火打って火打って・・・山登りっていうか階段上りじゃん!!ガレ場とか全然ないし!
上信越国立公園や北アルプスでもここまで木道一色の登山道は見たことありません。湿原は仕方ないと思うけど、環境省が入るとここまで木道まみれにしちゃうの?
木道のほうが歩きやすい人もいると思いますが、私には地獄でした(T_T) 足の裏痛い。。。
最後の最後まで階段?
頂上での視界は雲海一色
歩いてきた稜線
たまに白馬岳、五竜岳、鹿島槍が見えました。
天狗の庭を見下ろす。
高谷池ヒュッテ~黒沢池ヒュッテ
歩きやすいです。振り返ると北アルプスが顔だしてました。
上信越らしい熊笹の中を歩く感じですが、とくにアップダウンもなし。周囲の低山の紅葉が綺麗~!

茶臼山を過ぎると黒沢池ヒュッテが見えてきます。おい!こっちの方が綺麗じゃないか!
黒沢池ヒュッテから大倉乗越までは約20分。
ふくらはぎが張る… 足がつる前兆みたいな痛みの頻度が増えてきた。荷物をデポしたので軽快に歩けるはずなのに痛い(T_T)
昨晩テントの中で完全に足が冷え切ってしまったのかなぁ。行きたいけど今回は断念。
乗越まではぜひ来てほしい!両側に妙高山と火打山が見えて絶景スポットです!
小屋に戻って下山準備。
黒沢池ヒュッテは評判悪いの?癖があるとか、変わり者とか言われてる人のほうが私は平気なので(私が変わってるのか…)よく分からないが、いかにも地元やピクニック気分で登山してる人が流してる噂って気がしますけどね。
黒沢池ヒュッテ~笹ヶ峰登山口
途方に暮れる長い廊下。ずーーーーーっと木道。ここは湿原ぽいから仕方ないか。。夏はお花が綺麗なのかな。
登りは見てる余裕がなかったけど、十二曲がりの紅葉が一番見頃でした。下りはゆっくり堪能。
ああもう嫌だ。足の裏いたい。道路歩いてるのと変わらない。まともな登山靴ではなく、軽ハイキングシューズの方がいいと思う。
しかも木道にされると途中休憩できない? 人気だと道が荒れるから木道の方がいいのかなぁ。でも北アルプスだってここまで木道敷いてないぞ。樹林帯は土でいいじゃん。。。ドロドロになってもそれが自然体だし。
登山で足をつる(こむらがえり)
初めて「足をつる」体験をしました。1ヶ月北アを歩き続けても、スポーツしても炎症しないのに。なんとか歩けましたが、ずっと足にピキピキと嫌な張りを感じた2日間。
休憩の度に足をもんでたら通る登山者さんたちが次々に薬やサプリくれましたm(_ _)mありがとうございましたー
水分不足、塩分不足、マグネシウム不足、筋力不足と原因はいろいろあるようです。うーんマグネシウム不足…かなぁ?
ツムラの68を持ち歩いてる人が多かったです。トレランの方はマグオン。なるほど…これからはお守りとして持ち歩こう。
笹ヶ峰登山口利用者の日帰り温泉
車で下る途中に苗名の湯があります。20時まで営業していて450円(冬季は21時まで)
妙高市関川にはローカル感たっぷりの共同浴場大湯があります。町外者は250円。地元のための小さな浴場なので、団体さんは遠慮してほしいな。
火打山ってどうなの?初心者は?
健脚な人は笹ヶ峰登山口から日帰りも可能です。高谷池に泊まるなら初心者でも行けます。というか初心者向けに整備された至れり尽くせりの山だと思いました。ハードタイプの登山靴はおすすめしません!
もう少し自然な足場を歩きたい人は妙高山がおすすめ。
10月限定(2018)で入域料を徴収
入山料制度には賛成です(富士山の1000円は安いと思う)。
自然保護・環境保全という行政らしい大枠な表現を理由としてましたが、これ以上木道や高級トイレ設置のためなら反対。
山小屋と登山者のニーズに合った情報をしっかり更新できる体制のためなら募金しますって感じかな。
さらに雷鳥調査員を急募してました。給料どころか、別途約40000円を負担させるってひどすぎる。山好きを利用して金まで落とさせるって何なの!
必要なことには怠慢で、自分たちの自己満は通して、金ない人足りないを理由に愛好者を利用してる空気感が気に入らない。田舎の組織ってそんなもんだけどねー
というわけでネガティブ報告となりました。なーんか行政絡みがもやもやする山です。
追記 やっぱり問題多そうな火打環境整備!
完全に湿原と池の水が干上がっています。上記写真の通り、トイレは下界のレストラン並みに綺麗なのはありがたいのですが、大切な水が使われています。つまりテン場の利用水もなくなっている。一読お願いします↓↓
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