いまではSNS、ブログ、登山アプリで他の登山者の記録を参考に予定や目標を立てやすくなりましたね!私もいろんな登山者の写真を見て次に行きたい山を決めています♪ どんどん登山者は増えていますが事故も増えてます。情報は増えているのに事故が減らないのはどうしてでしょうか?
記録より大事なのは計画
私もGPS&アプリを使って登山ログを付け、ブログにも残しています。さらに山岳会にレポートも…
でもまず大切なのは計画書です。初めは面倒でしたが、やっぱり自分の目で地図をたどって、時間を計算し、自分のキャパを考えながら行程と持ち物を決めていくことが大事なんです。
旅も計画通りにはいきませんが、極論いえば金で何とかなります。登山は自分の身1つと、天気や持ち物と相談しながら進まなければいけません。現在、登山届は義務化されたので低山でも必ず提出してください。
ログは他人にとっての参考と自分の自己満です!まずは身を守りましょう‼
とにかく地図を買え。話はそれからだ!
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目安が微妙ですが往復6時間以上かかるなら買ったほうが良いです。アプリのマップがあるから大丈夫~★という過信はやめてケチらずに買ってください。またはヤマケイオンラインの登山地図や、コンビニで手に入るヤマタイムを印刷しておきます。とにかく紙の地図を持て。

行程を決める

地図には平均タイムが書いてあります。時間の計算、自分の体力、荷物の重さ+余裕を考えながら行程を決めます。複数人や初心者がいればもっと時間がかかるだろうし、人気の山は数珠つなぎに登山者が並ぶので自分のペースでは歩けません。常に体調が万全とはいい切れません。
15時を過ぎると突然山は気温が下がり暗くなります。山小屋もチェックインはだいたい16時までとしています。「なんとかなる」は事故の原因ですよ!私は平均の+2時間で計算してます。
持ち物リストを作る
「いつもの道具」と思いながらも忘れてしまうものです。細かくリスト化して、もしもの時に備えましょう。私の1.5~2倍の荷物をかつぐ上級者に聞いたところ、荷物の半分近くは使わないそうです。
重いお守りを持って歩くのですから、酒や洗面道具(液体)、自炊道具やテント泊へのこだわりなど、本当に必要なのかちゃんと考え直して荷物を決めましょう!
持ち物リストをわざわざ登山計画書に書いて他人に知らせておくのは、何かあった時に助ける側としても大事な情報となるからです。ツェルトやシュラフを持っているなら何処かで避難できているかも、など感じることも変わってきますよね。
同行者・緊急連絡先・保険の有無
これも必須です。住所・TEL・血液型など。緊急連絡先は家族がいなければ上司や友達など誰でもいいのです。必ず誰か書いてくださいね!
今はアウトドア関連の保険がたくさんあります。しかも短期間でもOKなので面倒くさがらずに入っておきましょう。モンベルは1泊2日(250円~)から入れるので便利!アプリで有名なYAMAPも1ヶ月単位で加入できます。
登山計画書のフォームは?どうやって作る?
登山口にある用紙に手書きする
人気の山なら登山口に置いてありますが、現地で書くのは面倒なのでオススメしません!
低山やマイナーな登山道には設置されていないので、ちゃんと家で自作して頭にも入れてくるのがベストです。
エクセルで作る
オンライン計画書ができるまでは、エクセルで作っていた人が多いようです。もちろんこれでもOKですが、下記でおすすめするコンパスやヤマケイの方が綺麗で詳細に作れると思います。
Webサービスで作る
コンパスは全国22県や県警と連携している登山届サービスです。パソコンやスマホアプリから入力し、完了すると県警や山岳遭難対策に登山届が自動提出されます。
確認の電話など不要。緊急連絡先に記載された人にメールが送信されます。登山口で手書きするくらいならこのサービスの方が良いです。
このサービスの良いところは、下山報告義務です(ボタンクリックするだけ)
登山届けは必須なのに、下山届は不要というのは日本独特です。下山報告の有無で救助が早まると思うんだけどなぁ。下山ボタンを押し忘れると、しつこくショートメッセージとメールが届きます。下山すると緊急連絡先にもメールが届きます。
問題はデザインが古臭く(いかにも行政!って感じw)登山届以外のサービスは盛り上がっていない。

登山情報・記録サイトとして有名ですね!山と渓谷社が運営する老舗の登山サイトです。
登山計画書はヤマケイオンライン(PC)で作るのが1番オススメです!!
出発時間を設定し、地図上で行くポイントをクリックするだけでどんどん行程が作られていきます。
平均時間を使って山行時間が割り出され、休憩時間なども入力できます。
「わたしトロいから・・」という人はコースタイム倍率を上げると再計算してくれます。

保存して印刷するだけで計画書完成!! 必要事項が全部入ってる!
これを登山口のポストに入れておけばOKです。もちろん自分用も持ち歩いてね。


そのほか、ヤマレコやYAMAPでも作れるようですが、ヤマケイオンラインが1番まとまっています。
ちょっと古めかしいデザインとUIですが(なんでMSゴシック…)情報量が豊富なので、登る山のことはチェックしておきましょう。
登山届と計画書のまとめ
登山予定日の数日前に必ず作成すること。大事なのは地図を見ながら自分で考えて作ることです。それだけで、意外と頭に入って現地でも役立ちます。
- 地図を買う、またはコンビニ印刷する。
- ヤマケイオンラインやコンパスで計画書を作る。
- 印刷して1つ提出、1つは携帯。
これをした上で、楽しい記録を残してシェアしましょう!
でわまた٩(๑❛ᴗ❛๑)۶
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