日付:2018.10.21-22
天候:快晴
ルート:三股登山口→蝶ヶ岳(ヒュッテ泊)→常念岳→前常念岳→三股登山口
9月から悪天候が続き、ことごとく山行計画が中止となっていた中、2日連続の晴れマークが!
ずっと行ってみたかった蝶ヶ岳に向かいました。なぜか私のまわりには、「蝶ヶ岳からの眺望最高」と言う人が多いのです。
夏の1ヶ月縦走以来の登山。自分の変化を確かめる登山でもありました。
登山道は不思議な感じ。ずーっと綺麗に整備された砂利道&階段を繰り返します。歩いている人も遠足に行くような適当な装備と服装。「え…?」と困惑しながら眺望もなく退屈な樹林帯を歩くこと3時間、一気に視界が開けて眼の前に槍穂の壁がドーンと迫る絶景!
この感動には納得です。小屋番もこの秋1番の快晴と言うほど澄んだ天気で、星空も日の出も綺麗でした。
三股―蝶ヶ岳のルートは「初心者向け」として雑誌などで紹介されているようですが、あまりにも軽装者が多かった印象です。この時は前日雪が積もり、運動靴の人たちが次々と転倒していました。
山頂広場でダラダラ過ごし、夜遅くまで山人らとお喋りして楽しみました。ほとんどの人が日帰りUターンか、1泊して同じルートを下るようです。
自称「初心者」という女性にしつこく「前常念の道は上級者コースだからやめといたほうがいいわよ!遭難者も多いのよ!」と言われましたが、何を基準に初級上級と言ってるのか分からないし、なんで初心者と言い張る人があれこれ言ってくるんだよ(怒)と思いつつ朝6時出発。
鞍部から常念岳までの1時間は久しぶりのガレ場歩き。すれ違ったのも5人程度でした。
常念岳からは懐かしい稜線が広がり感慨深い気持ちで眺めながらゆっくりランチ。
前常念小屋まではゴーロが続き、小屋から樹林帯までは急勾配のガレ場を下ります。綺麗にマーキングされているので迷うことはありません。
ここで初めて人影が!遭難しているわけでもないのに、お互い「やっと人に会えた~」と喜んで休憩。しばらく会話を楽しみ、長い樹林帯へ突入。まったく進んでいる気のしない暗くて退屈な道でしたが無事到着しました。これは登りたくない、下りで正解。
この2日間のコースはバラエティに富んでいるので、様々な足場を経験するには最適。来シーズンの梅雨明け前に足慣らしで歩きたいと思います。
自分の歩き方も、体力やペース配分も明らかに変わったのが実感できました。
やっぱり木道階段が嫌いだー
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