2018.7.2
今日の予定:中房登山口から合戦尾根ー燕岳ー大天井ヒュッテ泊
台風が近づいてましたが2日連続晴れマークが付いたので、途中下山を覚悟で決行‼︎
中房温泉登山口~燕山荘
合戦尾根は始めの1時間がつらい。コースタイムは約4時間ですが、初心者や久々の登山という人はプラス1時間で計画を!
約40分おきに休憩ベンチがあるので目安にして歩くと便利ですが、大天井まで行く計画だと休みすぎですw
わたしは第二ベンチ、合戦小屋、燕山荘に向かう階段前で休憩。
肌寒いはずがまさかの風なし炎天下で予想外にエネルギーを使ってしまった…(外界は30℃近く)少ない登山者の中でも合戦小屋ではスイカを食べる人多し。
人がいたのは燕山荘まで、といっても30人程度。真夏とは一桁違いますね٩(๑❛ᴗ❛๑)۶
数時間後、あの稜線を歩いてるのかー本当かなぁ行けるのかなぁ
合戦小屋を過ぎると高~い所に赤い燕山荘が見えてくる。あと40分であそこに到着するとは思えないがー。目的地が見えるってのは良いような悪いような。。
稜線到着!これが北アルプスだ!

この感動や絶景は来た人にしかわからない特別なもの。外界からは想像できない景色が広がります!しかも梅雨明け前は雪しろが残っているので新緑とのコントラストが最高!
燕山荘から大天井ヒュッテまではコースタイム3時間。すでに5時間経過していたので、軽く食べてすぐに出発!
燕山荘~大天井ヒュッテ 裏銀座に並行した最高の稜線歩き!


眼下には湯俣地獄。その向こうには水晶岳に続く烏帽子岳や野口五郎岳の稜線が並行しています。
大天井までの稜線で見かけた登山者は6人。梅雨明け前って最高。右手に連なる北アルプス核心エリアの絶景を眺めながらのんびり歩きました♪
途中稜線まで雲が上がってきたけど、それ以上を覆うことはなく夜まで快晴~!
何もない稜線のはずなのに、唐突に岩。「蛙岩」…なにが蛙なのか分からず。
登山中繰り返すのが「せっかく登ったのに下る」という場所。大天井を前にして、いったん2550mまで下ります。裏銀座から見ると凹んでるのがよく分かる大下り。巻道なので眺望もなくなる(T_T)


小林喜作レリーフを過ぎると、大天荘行き(山頂・常念岳方面)と大天井ヒュッテ行き(槍ヶ岳方面)の分岐となります。
大天荘に向かうにはザレ場登り1時間。大天井ヒュッテに向かうには岩場(鎖場多い)を1時間。最後の1時間としては、どっちもつらい。。
大天井ヒュッテに向かう岩場からの振り返りは最高!
サービス充実!大天井ヒュッテ
まったく進んでる気のしない岩場を超え続けて大天井ヒュッテが‼
大天井ヒュッテは「牛首のコル」という乗越に位置するため眺望がありません。小屋前から20分くらい直登する「牛首」という尾根道を行くと…その展望台からの眺望は最高!大天井山頂より間近で槍ヶ岳や北アルプスのパノラマを感じることができます!
山小屋を楽しみたい。初の小屋メシ体験をしたい♥というこだわりで大天荘ではなく大天井ヒュッテに泊まり、名物とんかつ定食を堪能(๑´ㅂ`๑)
ボリュームありすぎて残すという。。。スイマセン
宿泊者は2名でオーナーらとお喋りを楽しんで、1人1部屋で広々と快適に利用させていただきましたヾ(。>﹏<。)ノ゙やっぱこの時期はいろんな意味で最高★
カメラマンなご主人が毎日朝焼け・夕焼けウォッチングの他、星空や月見会などを開催する超アットホームな山小屋です。
ちなみに布団はMizunoの高級ブレスサーモ!吸湿発熱する布団で、睡眠中の体の発熱でどんどん布団の中が暖かくなる仕組み。(厚着して寝たので暑くて夜中に起きました💦)布団を裏返すとポリエステルなので発熱せず、夏季に使用します。と、至れり尽くせりの大天井ヒュッテは超おすすめ山小屋。
初心者におすすめ?
中房登山口から一気に大天井ヒュッテというのは健脚の人で約8時間です(休憩含む)。少し長めの山行になりますが、小屋泊食事付き前提なら荷物も軽いので可能です。安曇野からスタートすると燕山荘か常念小屋に泊まる人が多く、大天井は通過点になるので宿泊客も少なめ。燕山荘を11時前にスタートできるなら可能だと思います◎ 大天荘(だいてんそう)と大天井ヒュッテ(おてんしょう)はわずか40分の距離。小屋泊デビューさんにはぜひ大天井ヒュッテに泊まってもらいたいです!
さ、明日は大天井岳から常念岳です!
愛用してます
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